気分と人間関係

確かに、と思った。


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・天気のよくない日は、なんとなく機嫌もよくない。
 これ、なんとなくだから、気づけなかったりもする。
 浮かないなぁとか、晴れ晴れしないなぁと思ったら、
 そういえば、天気わるいからかなと気づくこともある。
 
 今日は怒りっぽいなとか、
 いつもよりガマンができないなというときには、
 風邪をひいていることが多い。
 風邪の諸症状ってやつがまだ出てないときにでも、
 いらいらしやすいことで、
 風邪ひいたかなと思うことは、よくある。
 たいていは、その夜とか翌日とかに症状が出てくる。

 しかし、天気とか風邪よりも、
 人間をどんより元気なくさせるのは、
 人間関係である。

 これはもう、断言できる。
 夫婦げんかとか、親子での言い争いとか、
 友だちとやりあったとか、先輩にひどく怒られたとか、
 会社で陰口言われてるらしいとか、
 ひっきりなしにネットで叩かれてるとか、
 人間との関係でよろしくないことがあると、
 明るく元気には生きにくくなる。
 
 気持ちを切り替えてやろう、と思っても、
 力いっぱい、フルスイングができなくなる。
 おそらく、宝くじで1万円当たるとかくらいの、
 ちょっとくらいいいことがあっても、
 わーいわーいと歓べないものがありそうだ。
 胃のあたりが重いから、動きも軽快になれないしね。
 
 人間の悩みごとというのは、無数にあるけれど、
 そのうちの、おそらく8割とか9割とかは、
 人間関係に起因するものではないだろうか。
 
 わざわざそんな話をすると、
 なにか人間関係でお悩み中ですかとか言われそうだけど、
 深刻なお悩み中に、こういう話はできにくいんでね。
 言えるときに言っておきたかったっていうことでさぁ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
贔屓チームの調子がわるいときも、どんよりしやすいかも。